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平成11年1月9日
この日、すだちはある手記(?)を書いた。
翌日にエアグルーヴの引退式を控えて、エアグルーヴについて書いたものだ。
以下はそのラストの部分の抜粋である。
「・・・この年(平成9年)のエアグルーヴの活躍は主に秋シーズンにかぎられている。GIも1勝にすぎない。しかし、彼女は多くの感動を残した。秋の天皇賞からジャパンカップというローテーションは、馬の消耗度が激しいため、近年は目標をどちらか一本にしぼる場合も多いのだが、あえて彼女は過酷な道を選んだ。
ジャパンカップに出走したとき、驚きもしたし、嬉しくもあった。それだけでも凄いことだが、さらにイギリスのピルサドスキーに正面から勝負を挑んだのだ。そして、有馬記念でも僅差の3着。肉体的にも精神的にもタフなレースをすべて戦い抜き、過去の名馬とも見劣りしない見事な成績を残した。
彼女は最強馬でありながら、チャレンジャーでもあった。
当然の如く、この年の年度代表馬に選ばれたが、牝馬の受賞は26年ぶりの快挙だ。
翌年、平成10年は1勝しかできなかったものの、札幌記念を連覇、ジャパンカップは2年連続2着、宝塚記念ファン投票1位、有馬記念ファン投票1位と実力馬として活躍した。
生涯成績を見ても、大崩れしたのはレース中に骨折した秋華賞と、落鉄した引退レース有馬記念の2走だけ。これほどまでに成績の安定した馬はそうはいない。
偉大な牝馬も引退の時を迎えたが、彼女にはこの何年分の思いを込めてありがとうと言いたい。
そして何年か後、彼女の子供たちがターフに戻ってきたとき、若い競馬ファンたちに伝えたい。母が最強馬だった時代のことを・・・」
以上
エアグルーヴの仔がついにデビューした。
アドマイヤグルーヴだ。
そこで、ここにアドマイヤグルーヴ私設応援隊の結成を宣言しよう。
無条件にアドマイヤグルーヴを応援するぞ〜
(馬語録2003年2月26日より再録)
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