嗚呼、ダービーよ
2004年5月30日(日)
年に一度の競馬の祭典・・「東京優駿」(日本ダービー)
人それぞれのダービー・デーの過ごし方があったかと思うが、ここではその日、すだちがどのように過ごしたのか、そしてどんな馬券を買い、夢を託し、その結果は・・・。そんなことを永遠(?)に残すために記す(爆)

その日は昼まで仕事。仕事が終わったら、家に帰り、PATで馬券を購入してテレビ中継で観戦・・・そんな計画を立てていた。
もうすぐ仕事が終わる時間。「早く終わらないか」とソワソワしていたところで携帯電話が鳴った。父からだった。

「今日はダービーだろ? 馬券を買っておいてくれ」

父はハイセイコーの時代から競馬をしてる。とは言ってもGIぐらいしかしないのだが。最近は競馬の話もしてなかったので、まさか電話がかかってくるとは思ってなかった。
買い目を一通り言ってそのまま電話は切れた。年に一度のことだ、父の馬券も買っておこうか。
しかし、ここである問題に気づいた。父の馬券を買ってしまうと、自分の馬券を買うお金が無い・・・PATの残金がわずかだったからだ。どうする?
ここで、どうするかの選択を迫られた。自分の馬券を買って父の馬券を買わない手もある。しかし、もし父の予想が的中だった場合、「買ってませんでしたぁ」ってわけにもいかない。困った困った・・・仕事そっちのけで困ってしまった。

「あ、そうだっ!」
そんな窮地の中でこそ、人の脳はフル回転するものだ。すだちの結論、それは・・・

「ウインズへ行こう」

仕事が終わるのが午後1時。3時すぎまでにウインズに行くことができれば、馬券は買える。この条件にあうウインズは唯一つ。香川県のウインズ高松。

仕事が終わって、慌てて家へと帰って着替えて準備して・・・。あ、そうだ、「ウマタウン」に予想書いとかないと・・・焦りつつ書いたのが↓

■2004/05/30 (日) 第71回日本ダービー(GI)の予想

◎ コスモバルク
○ ハイヤーゲーム
▲ ピサノクウカイ
△ キングカメハメハ
注 アドマイヤビッグ

時間がないので印だけで勘弁!

ちなみに「すだちの父」の買い目を(何年ぶりかに書くなあ・・・

ダイワメジャー−ハーツクライ
ダイワメジャー−キングカメハメハ
ハーツクライ−コスモバルク
ハーツクライ−ハイヤーゲーム
コスモバルク−キョウワスプレンダ


(「馬語録」より再録)
さあ、すぐに出発だ。車で最寄り駅へ。そのときにあることに気づいた。

「赤ペンもってないっっ(汗」

競馬行くときには必ず持っていく赤ペンを忘れてしまった。まぁ、いいか。すでに買う馬は決まってるし・・・
さて、四国に行くには瀬戸大橋線。快速「マリンライナー」だ↓
なんでも新型車両ってことで、すだちは乗ったことがない。ちょっとワクワクしてみたり。
凄いぞ〜二階建てだよ。でも、ここ指定席。すだちは一般の普通車に乗る(笑
あ〜、人がいっぱいで優先席して開いてなかったよ・・・
さっそく瀬戸大橋を渡る。
そして、香川・高松駅に到着。昔とは駅舎の場所が代わっていて、町並みがまったく違う・・・と、ちょっと感動。
なんかすごく都会っぽい駅前になったな・・・ここから無料送迎バスで「ウインズ高松」へと向かう。
そして到着。ここが「ウインズ高松」だぁ

さて、時間は3時すぎ。ダービーの出走まで30分ほど。早く馬券を買わなければ。時間が刻々と迫り、気持ちも高ぶってくる。
大まかな予想は前述の通りなのだが、あとは買い目と資金配分を考えないといけないよな。とりあえず父の馬券を買っておこう。

父の名誉のため、金額は伏せてます(爆)
父との約束を果たせたので一安心。あとは自分の馬券を買うだけだ。
これが難しい。予算がないんだよな・・・どうしようかな。どかんと狙う作戦にするか・・・と悪魔のささやきで3連複で勝負することにケテイ↓

すだちの名誉のため、金額は伏せてます
買い目多くなってるし(爆)。しかし3連複ならこのぐらい買わないと当たるわけないしな。当たればデカいしな。ちなみに・・・
4・・ダイワメジャー
6・・アドマイヤビッグ
8・・メイショウムネノリ(笑)
9・・コスモバルク
12・キングカメハメハ
17・ハイアーゲーム
18・ピサノクウカイ
ところで、「ウマタウン」で紹介してきたとおり、メイショウムネノリにはちょっとお世話になってます(笑)。というわけで応援馬券もいるでしょってことで↓
ワイドで総流し(笑)。それでも組み合わせによっては10万馬券とかあって、なかなか面白い馬券だったな(苦笑
さあ、発走時間が迫ってきた。ワクワクする〜。すだちって、いったいどの馬が勝ったら一番感動するんだろうか・・・そんなことを考えてみた。
やっぱりコスモバルクだよなぁ。
地方からやってきて、地方の騎手で果敢に参戦して、そして日本ダービーの頂点に立つ・・・おぉぉ、こんな感動的なストーリー、なんとダービーらしいではないか。泣けてくるぜ〜(笑)。そうさ〜勝つのはコスモさ。コスモしかあり得ないじゃないか・・・と、その思いは確信へと変わっていった。そして↓
最後は「夢」に賭ける。これが競馬さ〜。感動の涙を流すのさ(ぁ

「ウインズ高松」・・・たくさんの観衆が一瞬、静まる時。GIのファンファーレ。一人一人の思いを乗せて、幾多のドラマが繰り広げられた府中の杜。いざっ!
ゲートが開いて、最内枠のマイネルマクロスが逃げ態勢。すこし開いてメイショウムネノリが2番手、コスモバルクが3番手の位置。
おぉぉぉ。メイショウムネノリからの総流しワイド馬券を買ってるすだちとしては、メイショウムネノリが2番手にいることで大興奮。
「そのまま〜〜〜〜」
まだ1コーナーだぞ(爆)。早くも「そのまま」絶叫かよっ!
このまま決まれば大万馬券・・・さっきまでの「夢」はどこへ行ったのか??
大万馬券の夢のほうがデカい・・所詮、人は金なのか?(爆)
ぐんぐん後続を引き離す前2頭。それについて行くコスモバルク。すだちの心臓はバクバク状態。興奮しまくり状態〜
そんな中で、1000mのラップタイムが画面に表示された。
「57.6秒」
この数字を見たすだち・・そして、周りのオヤジたちは声を揃えて一斉に
「速いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい」

ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
大ケヤキを超えるまでもなく、前は全滅の展開って判ってしまった・・・
半泣き状態のすだち。
それでもコスモバルクだけは残ってくで・・
そんな願いもむなしく馬群に呑まれているコスモ。
すだちの「夢」が消えた瞬間だった(泣
大外から突っ込んできたキングカメハメハ・・・アンカツだ。笠松時代から追いかけつづけてきたアンカツだよ。中央のレースに出るときは全レース、アンカツの単複を買って応援してたアンカツだったよ・・・あぁぁ
衝撃的なレコードタイムの圧勝。。。すべてが夢の中のような出来事だった。

東京10R 日本ダービー(GI)
芝2400晴・良

馬名
斤量 騎手 Time 着差
体重
1 6 12 キングカメハメハ 牡3 57.0 安藤勝 2:23.3 --- 1 494
2 3 5 ハーツクライ 牡3 57.0 横山典 2:23.5 1.1/2 5 482
3 8 17 ハイアーゲーム 牡3 57.0 蛯名正 2:23.8 1.3/4 3 500
4 7 14 キョウワスプレンダ 牡3 57.0 佐藤哲 2:24.0 1.1/4 13 474
5 7 13 スズカマンボ 牡3 57.0 武幸四 2:24.0 ハナ 15 478
6 2 4 ダイワメジャー 牡3 57.0 デムー 2:24.3 1.3/4 4 536
7 8 18 ピサノクウカイ 牡3 57.0 オリヴ 2:24.4 1/2 8 492
8 5 9 コスモバルク 牡3 57.0 五十嵐 2:24.5 1/2 2 480
9 8 16 ホオキパウェーブ 牡3 57.0 岡部幸 2:24.7 1.1/2 9 466
10 6 11 グレイトジャーニー 牡3 57.0 小牧太 2:24.9 1.1/2 14 460
11 5 10 フォーカルポイント 牡3 57.0 田中勝 2:25.3 2.1/2 11 474
12 7 15 コスモサンビーム 牡3 57.0 四位洋 2:25.8 3 7 482
13 4 7 マイネルデュプレ 牡3 57.0 内田博 2:26.0 1.1/4 16 462
14 3 6 アドマイヤビッグ 牡3 57.0 武豊 2:26.3 1.3/4 6 520
15 1 2 ヴンダー 牡3 57.0 柴田善 2:28.0 大差 18 466
16 1 1 マイネルマクロス 牡3 57.0 後藤浩 2:28.4 2.1/2 10 496
17 4 8 メイショウムネノリ 牡3 57.0 福永祐 2:31.3 大差 17 494
中止 2 3 マイネルブルック 牡3 57.0 藤田伸 --- --- 12 472
単勝 12 260円
複勝 12 150円
  5 380円
  17 190円
枠連 3-6 1600円
馬単 12-5 3250円
馬連 5-12 2490円
ワイド 5-12 970円
  12-17 390円
  5-17 1120円
3連複 5-12-17 3460円

とぼとぼと、帰路に着くすだち・・・帰りのマリンライナーだ。
ぼ〜っとしながら、車内で座っていると、隣に座っていたおじさんが、すだちの持ってるスポーツ新聞を見ながら、
「取れたかい?」と声をかけてきた。
「駄目だね。おじさんも?」
「あぁ、コスモから人気薄に流してたんだけどなぁチクショウ。もうイヤになってきたよ」
「まぁまぁ、次の安田記念は毎年荒れますぜ」
「ほんまか・・・そうか・・・」
「次があるさ・・次がね・・・」
敗者たちの会話はどこか空しい(爆)


2004/06/22


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