■2002/12/04 (水) 「競馬は馬に対する虐待ではないか?」について

猫ネット虐待中継事件、いわゆる2チャンネル事件があって、
動物虐待についていろいろと考えさせられた。
この事件についてある人と論議をしたときに
こんなことを言われた。

「競馬って虐待じゃないの? ムチで叩いてむりやり走らせて。
猫の虐待事件は署名だなんだって必死になっているのに
馬の虐待は見て楽しんでるなんて矛盾してる」

そもそも競馬とは人間が作り出したもの。
そしてサラブレッドもまた、自然界ではあり得ない配合を繰り返すことによって
人為的に作られたもの。
これは人間にとって自然に対する大罪なのかもしれない。
しかし作り出してしまった以上、
その種を絶やさないようにしなければならないこともまた人間の使命だと思う。

競馬廃止・・・
それはサラブレッド種の絶滅を意味すること。
競馬をすることによって
人と馬との共存関係が成り立っていることを忘れてはなるまい。
競馬の楽しみは人それぞれだろう。
ある人には金儲けのギャンブルだし、ある人にはロマンだし。
それはそれでいいと思う。

ただ、忘れてはならないもう一つのこと。
「楽しみ」をくれた馬たちに対する責任だ。
競走馬を引退した馬の余生にも責任を持たなければならない。
それはサラブレッドを生み出した人間にとっての義務ではないのか?

競馬には華やかな部分とそうでない部分がある。
それらをひっくるめて
「命」について考えてみることも必要ではないだろうか?

(馬語録より再録)

2003/02/08

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