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| ■2003/04/25 (金) 京都新聞杯の思い出(平成6年) |
当時は菊花賞トライアルだったこのレース。
この年のこのレースの関心事は唯一つ。
ナリタブライアンは何馬身引き離して勝つか?
これだけだった。
皐月賞を3馬身差、ダービーを5馬身差で圧勝。
10年ぶりの三冠を目前にしたこのレースで
ナリタブライアンが負ける・・なんて思った人なんて
果たしていたのだろうか?
テイエムイナズマが逃げる。
メルシーステージが2番手に控え、
その後ろにスターマンやエアダブリンがいた。
ナリタブライアンは後方から少しずつ前へと進出してきた。
最後の直線に入り、
テイエムイナズマは一杯になり、
メルシーステージが先頭に。
その横をエアダブリンが・・
そのさらに外からナリタブライアンが交わしにかかる。
誰もがナリタブライアンの勝利を確信した瞬間だ。
余裕のナリタブライアン。
しかし、内ラチ沿いに猛追してくる一頭の馬がいた。
スターマンだった。
一瞬のうちにスターマンが先頭にたったとき・・・そこがゴールだった。
関テレの杉本アナがゴールの瞬間に
「スターマン・・・」と搾り出すように言って絶句した。
このレースを見ていた多くの人が
多分同じような気持ちだっただろう。
信じられないような出来事だったからね。。。
このレースはその後、
何度もビデオで見返したものだ。
そして一つの結論が導かれた。
ナリタブライアンはマジで走ってない・・・と。
他馬は皆、必死の形相で
騎手もムチを使い、手綱を使い必死だ。
ナリタブライアンだけは、まったく追っていなかった。
菊花賞までのローテーションを考えれば、
「このレースはいかに楽をさせるか」がポイントだったのだ。
南井騎手はそう考えていたに違いないと確信した。
このレースで得たこと。
「ナリタブライアンは少なくとも、
このレースの他のメンバーに菊花賞で負けることはあり得ない」
だから菊花賞は、
ナリタブライアンから
京都新聞杯に出走していない馬を買った。
(馬語録より再録)
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2003/05/05 |
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